徳島/高血圧･心臓病･生活習慣病/デイサービス

冬のむくみ

冬場は特に下肢のむくみを訴える患者様が多いのですが、下肢の浮腫を来すような病気を持っていなくても下肢のむくみがひどくなることがあります。冬は発汗量が少なく水分が排泄されにくいのに加え、運動量が減って下肢筋力が低下したり寒さで動くのが億劫になってしまい、長時間の座位や立位で下肢の血液がうっ滞してしまうことなどが原因といわれています。

下肢がむくんだ状態で就寝すると、寝ている間に下肢に溜まった水分が血管に戻ってくるので循環血液量が増えて腎臓で濾過され尿に出てしまい、夜間頻尿の原因にもなってしまいます。

「足がむくんできたな」と思った時には、横になってふくらはぎの下に座布団を1枚敷いて下肢を挙上してみましょう。また下肢全体に圧のかかるストッキングを履くのも効果的です。そして、できるだけ下肢の筋力が低下しないよう、普段から運動を習慣づけることも大切です。

最近、ブログの更新が滞っているとのご指摘を受けました。また内容も病気の事は普段の診療で聞いているので、趣味の事などを書いてほしいとのリクエストがありましたので、またサイクリングについて綴っていきたいと思います。

流石に冬のサイクリングは寒すぎて練習にならず休んでいましたが、上記で下肢のむくみ予防の話もしましたので、私も運動習慣を取り戻すべく5月の100km超えロングライドの大会にエントリーしました。

早速練習を再開しましたが初日の距離は30kmで、しかも途中で誘惑に負けパフェを食べてしまうといった失態を演じてしまいました。
（まあ楽しく練習する事も大事ですけど…）

次回はパフェ無しの60kmライドにチャレンジします。