医療法人 三河循環器科内科

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講演会終わりました。

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2015年9月28日

9月24日(木)の心臓カテーテル治療ならびに9月27日(日)の生活習慣病予防の講演会がいずれも無事終了しました。

カテーテル治療の講演会では狭心症の検査、治療方法から最新の大動脈弁膜症治療まで皆様と一緒に勉強することができました。近年冠動脈疾患から不整脈、弁膜症に至るまで、様々な心疾患ができるだけ侵襲の少ない方法で治療することができるようになってきましたが、これらの疾患の中には生活習慣の改善や服薬で予防できたり、状態をコントロールできるものもあります。さらに同じ病気であっても治療方法や服薬方法が違うこともありますので、疑問点があればいつでもご相談ください。

生活習慣病予防の講演会では、私からは高血圧治療における減塩の重要性をお話しました。また、たまき青空病院の石本先生からは膝や腰をいたわりながらの運動について、徳島赤十字病院の日浅先生からは喫煙がもたらす様々な病気と禁煙の重要性をお話していただきました。

いずれの講演会も非常にたくさんの方々に来ていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

食塩摂取量

講演会のお知らせ

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2015年8月19日

9月24日(木)13時、9月27日(日)10時よりそれぞれ講演会に参加させていただくことになりました。
24日はカテーテルを用いた心臓病治療について、27日は生活習慣病の予防のお話をいたします。
興味のある方は是非ご参加下さい。

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心臓検診と心電図

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2015年7月18日

心電図スポーツクラブに入る前にクラブから心エコー検査を依頼され、ご両親と来院されるお子さんがいます。循環器専門医のところでは、初診で心エコーのみを希望されて来院された場合でも必ずと言ってよいほど、まず最初に心電図を記録します。
心エコーで異常を認めないから運動は大丈夫とは言えません。勿論、心エコーを用いなければ分からない疾患も数多く存在します。しかし、心電図でなければ見つけられない疾患もたくさん存在するのです。特に危険な不整脈につながるような心電図異常は将来、突然死につながる恐れがあるため、決して見逃さないようにしなくてはなりません。
徳島県では、小・中学校生徒の心電図判読を判読委員によるダブルチェック方式で行っています。本年度より、私も徳島市の心電図判読委員会に入らせていただきました。委員会の諸先生方とともに、一人でも多くの心疾患患者様を事前に拾い上げていければ幸いです。

家庭血圧測定のススメ

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2015年6月20日

日常診療で、家庭での血圧は高くないのに診察室での血圧が高い患者様を見ることが多々あります。高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)では、家庭や24時間自由行動下での血圧測定を勧めています。特に家庭血圧は診察室での血圧よりも生命予後の優れた予知因子と報告されており、当院でも高血圧治療中の患者様に血圧手帳をお渡し記載していただくことで、血圧の評価を行っています。

各血圧測定法の特性

日々の血圧記録は治療継続率を上げることもさることながら、一目で治療効果を判定することが可能です。また、家庭血圧は長期にわたる多数回の測定が可能であり、季節変動のような長期の血圧変動性の評価にも有用です。

 

JSH2014における家庭血圧測定の方法・条件・評価は以下の通りになっています。

  • 上腕(肘より上で巻く)タイプの家庭血圧計を用意してください。手首や指で測定するタイプの血圧計は簡便ですが正確性に乏しいことが多いので、あまりお勧めできません。
  • 基本は朝の起床後1時間以内で排尿後・朝食や朝の服薬前に行います。ちょうど良い室温の部屋で椅子に座り1,2分の安静後、腕に巻いたカフを心臓の高さに合わせて測定してください。
  • 晩の測定は就床前に行います。
  • 1機会に原則2回測定して平均をとりますが、1回のみ測定した場合には、その数値でもかまいません。1機会に何度も測定する方がおられますが、1機会に4回以上の測定は勧められませんので、あまり一喜一憂しないでください。
  • 血圧を評価する際には、朝の評価なら、朝の測定値5日(5回)以上の平均をとります。晩の測定値も同様です。
  • 朝・晩それぞれの平均値が135/85mmHg未満なら正常域血圧です。
  • 朝・晩それぞれの平均値が135/85mmHg以上なら高血圧です。

 

本邦における高血圧に起因する死亡者数は年間10万人を超えており、心血管病死亡の約50%、脳卒中罹患の50%以上が血圧高値に起因するものと推定されています。また、心血管病の多くはある日突然やってきます。

高血圧は、なにより治療を継続することが大切です。家庭血圧を測定することが日課になれば、血圧の高い朝は食事の時に食塩を控え、減量のために散歩の距離を増やすきっかけになるかもしれません。食事と運動療法のみで降圧薬の減量や中止が可能な方もおられますが、食塩は意外なものにも多く含まれていますので、当院では管理栄養士による栄養指導や健康相談も行っています。

家庭での血圧が高いと感じた方はいつでもご相談ください。

ブログ開設しました。

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2015年6月8日

ホームページ開設に伴い、ブログも開設しました。
病気のことや医院での出来事などを時々更新してきますので、よろしくお願いします。

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